外国の経済を知る

口座を開設するのに必要なもの

FXの口座開設は、国内がいとわず、基本的にインターネット上で完結します。

国内の場合、身分証明書と銀行口座が必要になります。
身分証明書として使えるのは、氏名、住所、生年月日が確認できるものです。
免許証、パスポート、健康保険証、年金手帳といったものが使えます。

これらの証明書はデジカメなどで撮影して電子メールで送るか、FAX、そのいずれも無理な場合は郵送で送ります。

手続きはごく簡単ですが、同意のチェックをたくさん入れなければならず、読む項目がたくさんあるので、少し時間がかかります。
同業者や定期収入のない人は口座がつくれないこともあるようです。

必要事項と身分証明書を送り終われば、早ければ翌日にはメールでIDとパスワードが送られてきます。
業者によっては、これとは別に改めて書面で口座情報を送ってくれるところもあります。

海外口座の場合はもう少し面倒です。
まず当然のことながら、申込みページの入力事項は全て英語です。
もっともこれは、便利なことに日本語で住所を入れると英語表記にしてくれるサイトなどがあります。
そして、メジャーな口座の場合、誰かがキャプチャー付で細かく開設方法を公開しているので、大丈夫です。

面倒なのはむしろその先、用意する証明書です。
海外のFX会社の場合、必要書類として証明書を2種類求めてくるところがほとんどです。
日本では免許証が一枚あれば身分と住所を証明できますが、海外では免許証はあくまでも身分だけを証明するものです。
また、住所を証明するには住民票や公共の郵便物などが必要なようです。

海外口座の場合、IDとパスワードはその場で自動発行されることがほとんどです。
日本のように書類を送ってくることはまずありません。

口座開設から少し話が飛びますが、出金は国内口座の方が圧倒的に楽です。
国内の場合、専用ページから必要事項を数点入力してボタンを押せば、数日後には出金が完了します。
海外口座の場合、なぜか手書きの書類をFAXかスキャナで画像にしてメールで送ることを求められます。