外国の経済を知る

FXと同時に経済も学べる

口座を開設して、デモ口座などでトレードのためのツールの使い方をマスターして、というようにFXのトレードは段階を経て進んでいきます。
あわてず、少しくらいの負けがあってもあせらず、日々継続的な学習をすることしか勝てるトレーダーになる方法はありません。
こちらのFXで勝つために必要な基礎知識にも目を通しておきましょう。

こういったスキル面でのトレーニングと平行してやりたいのが、ファンダメンタルの勉強です。
ファンダメンタルというのは、その通貨を使用している国の情勢や雇用統計といった指標による相場への影響のことです。

ファンダメンタルはテクニカルをメインにしたトレーダーでも最低限はおさえておく必修科目です。
というのは、どんなテクニカル分析も無視して相場が急騰したり急落するからです。
FXでもっとも重要な指標のひとつにアメリカの雇用統計がありますが、その結果しだいで数十PIPS、すごいときは100PIPS以上動くときもあります。

指標だけでなく、経済に影響を与えるニュースについてもおさえておくべきです。
今のだとアベノミクスの行く末、ことに黒田総裁の発言には世界中の注目が集まっています。
彼の一言で相場、特にクロス円通貨はどう動くかわかりません。
一晩で1ドル120円への急騰、もしくは1ドル80円への急騰が起こらないという保証は誰にも出来ないのです。

ファンダメンタルの重要性がわかってきましたか?
とはいっても、エコノミスト級の知識を持たなければいけないわけではありません。
為替を大きく動かす指標はそれほど多くありませんし、経済的なトピックスもニュース等をチェックしておけば十分です。

経済指標や関連のニュースはどのFX業者も配信していますし、ZAIなどの投資雑誌のホームページでもチェックできます。
特に指標はランク付けされていたり、前回の変動幅などが書かれているのでわかりやすいです。
朝少し早く起きたり、通勤中にスマートフォンなどでもチェックが出来ます。

勝てるトレーダーはみんなFXのスキルと同じくらい経済についても勉強しています。
特に初心者の人は重要な指標をチェックしておいて、その時間帯はポジションを持たないようにしておくとよいでしょう。